ゴー宣DOJO

BLOGブログ
小林よしのり
2014.2.5 04:30皇統問題

シラス天皇のすごさ

書き忘れていたが、天皇陛下は、兄弟で争うことになった
「壬申の乱」を意識しておられると思う。

去年、自称保守系の不敬・不忠の者たちが、
皇太子殿下と秋篠宮殿下との間に溝を作り、
傍系継承に繋げようとする策略を仕掛けた。

それを案じて天皇陛下が取られた方策は、
天皇陛下・皇太子殿下・秋篠宮殿下、そして
宮内庁長官が同席する定例会談だった。
この団結が男系固執の自称保守派の策動を阻んだのだ。

陛下はすべて見ておられる。
誰が男系固執で皇位継承問題をこじらせているか、
誰がどの立場かも全部知っておられる。
まさに「シラス」天皇である。

小林よしのり

昭和28年福岡生まれ。漫画家。大学在学中にギャグ漫画『東大一直線』でデビュー。以降、『東大快進撃』『おぼっちゃまくん』などの代表作を発表。平成4年、世界初の思想漫画『ゴーマニズム宣言』を連載開始。『ゴーマニズム宣言』のスペシャル版として『差別論』『戦争論』『台湾論』『沖縄論』『天皇論』などを発表し論争を巻き起こす。
近刊に、『卑怯者の島』『民主主義という病い』『明治日本を作った男たち』『新・堕落論』など。
新しい試みとしてニコニコ動画にて、ブロマガ『小林よしのりライジング』を週1回配信している。
また平成29年から「FLASH」(光文社)にて新連載『よしりん辻説法』、平成30年からは再び「SPA!」(扶桑社)にて『ゴーマニズム宣言』、「小説幻冬」(幻冬舎)にて『おぼっちゃまくん』を連載開始し話題となっている。

次回の開催予定

INFORMATIONお知らせ